アメリカ公聴会(CFTC)実施！市場操作疑惑のテザー社はどうなる??

2018年02月07日 2018年02月07日

さえこ

こんにちは〜！さえ(@saeko_lala)です！(*´ω`*)

日本時間2/7深夜０時にアメリカで商品先物取引委員会(CFTC)が実施されました。

USDTを使ったビットコイン市場操作の疑惑があるテザー社が召喚されるとあって、今回のCFTCには多くの仮想通貨投資家たちが注目していました。

わたしも昨夜は深夜まで公聴会の様子をLive配信で見守っていました。とは言え、議題はブロックチェーン技術やICO、仮想通貨のセキュリティ問題などなどについて、、多くの専門用語が飛び交い出川イングリッシュレベルのわたしにはちんぷんかんぷん・・・_(:3」∠)_

ツイッターに有志の方がまとめてくれた内容がありましたのでこちらに。。

https://t.co/WXe9yl0Irz
公聴会ライブざっくり内容訳
・投資家保護を大事にし、法律を作っていく段階。
・仮想通貨はまだまだ小さすぎる市場でこれから。
・ICOtokenは証券としての機能をしてればそれは証券とみなす
・仮想通貨市場はこのまま成長する。

— @ビットコイン、仮想通貨トレーダー (@UU_Uu1uU) February 6, 2018

公聴会の内容は期待していたよりもポジティブな内容が多かったようです。この影響を受けてか、本日の仮想通貨市場は昨日の暴落から、大幅下落からのリバでじゃっかんの回復基調。。XEMのリバり具合がやばいです。

そして、投資家たちの注目を集めていた疑惑のテザー社ですが、

議題にすら触れられませんでした。

わたしもびっくりです。

現在ではツイッターを中心に「テザー社の召喚が2/14に延期になった」という情報と、「そもそも延期という情報すら出ていない」という情報が錯綜してます。

テザー疑惑の証言が公聴会、14日10:00（日本時間15日0時）に延期。BTC買戻しはこの影響か。 #BTC https://t.co/D91xSQiH2I

— Japan Coin Lab. | 日本暗号資産研究所 (@jpcoinlab) February 6, 2018

CFTCの公式ホームページ上でも延期の記載はありませんでした。
この情報の最終更新日時は現地時間2月5日です。
確認用URL
CFTC公式-イベント予定https://t.co/qewf20EeNG
SEC公式-イベント予定https://t.co/3oXDI3yaVE
公聴会に関してhttps://t.co/xokkkFuIai

— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) February 6, 2018

わたしが夜半にウェブページをチェックした際は、テザー社の召喚について『リスケジュール(延期)』という表記があったのですが、今日になってそれらの記載は消去されていました。情報に振り回されてる感がすごいです・・・c(´ω`c⌒⊃

■テザー社の疑惑と今後は？ビットコインの値動きはどうなる？

そもそもテザー社へ向けられている疑惑は、

・テザー社が不当に多量のUSDTを発行していること
・USDTを使ってBitfinexでビットコインの高騰をさせた(市場操作を行った)

というものです。テザー社は発行したUSDTに応じた量のアメリカドルを保有することを約束していますが、現在までにテザー社は、同等数のアメリカドルを保有している証拠を未だに示せていません。USDTの価値を担保するアメリカドルを持っていないことがわかれば、市場への影響はまた大きなものになりそうです。

　テザー社が発行するペッグ通貨USDTとは？

USDTはアメリカドルとの兌換性を持つ通貨で、テザー社はUSDTを発行した分だけ、自社でアメリカドルを確保することを約束しています。こうすることで、USDTとアメリカドルの価値を等価に保ちます。
USDTは、日本以外では世界中の取引所で仮想通貨間の取引に使用されています。というのも、ドル⇄その他の仮想通貨という取引を実現させたくても、多くの取引所はドルを持つ銀行との取引が難しいという問題があるからです。信用や実績を求められる銀行との取引よりも、１つの仮想通貨であるUSDTを使う方が簡単なので、擬似的に法定通貨(ドル)を使った仮想通貨取引を実現させ、多くの取引所が仮想通貨取引を安定させようとしていました。

今回の公聴会ではテザー社の議題は取り上げられませんでしたが、この疑惑は市場へのインパクトも大きいので早く白黒はっきりつけて欲しいですね。。。

アメリカの公聴会は延期(？)になってしまいましたが、いずれかのタイミングでこの疑惑も明らかになっていくと思います。